早朝のコールより。。
2018.09.27
ある日の早朝、C県F市のサービス付き高齢者向け住宅にご入居中のY様が、急激な嘔吐症状と胸の痛みを訴えられ、県内の救急病院へ救急搬送された、との連絡が施設よりありました。 狭心症の疑いもあり、緊急手術の可能性も考えられるとのことで、身元保証人である当会【職員】がすぐに病院へ向かいました。 病院に到着すると、Y様は、すでに集中治療室のベッドに横になっておられ、胸の痛み、吐き気も治り、落ち着いたご様子でした。 「朝早いのに来てくれたの?ありがとうね。今は落ち着いて大丈夫よ。」 私はこの言葉にホッとしました。 「大事には至らずよかった」 循環器内科の主治医から「検査をしてみないと詳しい原因は特定出来ないが、おそらく狭心症ではないか」とのお話があり、このまま二、三日の検査入院が決定しました。 当会では、身元保証人として、看護師との調整から入院手続き、入院に必要なものの準備、主治医からの検査説明の同席、関係者への連絡等をご支援させていただきました。 Y様は、カテーテル検査より、狭心症と診断されましたが、大事には至らず、薬の服用と通院で大丈夫と言われました。とても安心したご様子でした。 退院の日、 Y様より、「きずなの会に入会していなかったら、病院でひとり不安だったと思う。ありがとう。助かりました。」 とのお言葉をいただきました。 私は、微力ながらY様のチカラになれてよかったな、と思いました。 |
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不安な?退院
2018.09.20
以前より胆のうが悪かった91歳女性Mさん 施設にご入所中ですが、お食事が取れなくなり入院されました。 禁食、安静からリハビリを経て3週間後に退院となりました。 思ったより早く退院でき、大喜び!かと思いましたが、ご本人は「どこに帰るの?」 と不安そうでした。 「Mさんのお部屋へ帰りましょう」とお話ししましたが、「私はもう忘れられている かもしれない」「迷惑をかけて嫌われてしまったかも」とさらに不安そうでした。 施設に戻ると玄関で職員の方が迎えて下さいました。 フロアに上がると今度は担当のスタッフの方はじめご入居者皆さんが「お帰りなさ い!」と迎えて下さいました。 Mさんにいつもの笑顔が戻りました。 私が帰るときには「また来てね!」とすっかりいつものMさんに戻っていました。 お身体には気をつけられ、これからも元気でお過ごしください。 |
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スイカジュース
2018.09.10
平成最後の夏もそろそろ終わりそうですね。 御年104歳のYさんから 「夏はスイカね~」 「指のあいだからお汁がぽたぽたするのよね」 「あれは井戸のお水じゃないと、芯まで冷えないの」 「スイカいいわね~!」 とお話がありました。 お元気なのですが、最近は嚥下の心配から固形物のお食事はほとんど召し上がっておられません。 きずなの会のスタッフがスイカジュースをお探しして、看護師さん了解のもと提供させていただきました。 「あら、美味しい」と、満足そうにゴクゴクと一気にお飲みいただけました。 Yさん、また季節を感じられるもののご所望があれば、ぜひお届けしたいと思います! |
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